シンボルタワーの「笙の塔」がそびえる安祥城址公園

安祥城址公園 観光

「安祥城址公園」とは、1979年(昭和54)に開園した安城市の都市公園です。
安祥松平氏の発祥の地であるかつての安祥城の跡地にあり、面積は1.18haで、周囲には大乗寺や歴史博物館、市民ギャラリーなどがあります。
園内には雅楽に用いられる笙の笛をモチーフにした巨大な「笙の塔」がそびえ、1日3回、メロディーが鳴るしかけとなっています。

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安祥城址公園のアクセスと駐車場

安祥城址公園の所在地は、愛知県安城市安城町城堀41番です。
公共交通機関でのアクセスは、名鉄西尾線の南安城駅から歩いて15分です。
マイカーやレンタカーでのアクセスは、東名高速道路岡崎インターチェンジから25分です。
安祥城址公園の敷地西側に無料駐車場があります。

安祥城址の来歴

安祥城址の来歴について、現地の案内板には次のように書かれています。

市指定史跡 安祥城址
昭和三十六年一〇月一日指定

室町時代中期の一四四〇年(永享一二)和田親平の築城と推定され、はじめ森城と呼ばれていました。三方を湿地にかこまれた台地突端に位置し、北部接続部に壕を掘った中世の本格的城郭(平山城)でした。
一四七一年(文明三)ころ、松平信光が攻め取り、以後五〇余年間、安城松平四代(親忠・長忠・信忠・清康)の居城となりました。また、松平氏の本拠が岡崎城へ移ると、この城をめぐって松平・今川氏と織田氏との間に、一五四〇年(天文九)から一〇年の間に五度に及ぶ攻防戦がくりひろげられました。
桶狭間の戦い以後廃城となったと、考えられますが、一五八四年(天正一二)小牧長久手の戦いにあたり、徳川勢によって改修工事を受けたとする説が有力です。

安城松平関係系図(略)

郷土の文化財を大切にしましょう。
安城市教育委員会

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