木下藤吉郎が一夜で築いた伝説をもつ墨俣一夜城

墨俣城 観光

墨俣一夜城とは、現在の岐阜県大垣市墨俣町にあった戦国時代の城で、永禄9年(1566年)に木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられています。ただし、史実としての信憑性には疑問もあります。
現在はこの場所に大垣城を参考にした模擬天守がつくられ、大垣市墨俣歴史資料館として活用されています。

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墨俣一夜城のアクセス方法と駐車場

墨俣一夜城は、大垣市墨俣町墨俣1742-1にあります。
公共交通機関を利用する場合、JR岐阜駅から岐阜バス墨俣行きに乗車し、終点「墨俣」バス停で下車して徒歩10分です。
マイカーやレンタカーの場合は、名神高速道路安八スマートインターチェンジから15分です。
駐車場は犀川を渡った向こうにあり、無料で駐車できます

墨俣一夜城の営業時間と入館料金

墨俣一夜城の開館時間は、9時から17時まで、入館受付は16時30分までです。
入館料は、一般200円、団体20人以上150円となっています。また、18歳未満と市内在住65歳以上は無料です。
身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者も無料ですが、入館時に手帳を提示する必要があります。

秀吉と墨俣一夜城伝説

木下藤吉郎(秀吉)の墨俣一夜城築城伝説について、現地の石碑に次のように刻んでいます。

一夜城
永禄九年信長の密命を受け稲葉山城攻略の繋ぎのとして秀吉穏密の内にこの地に城を築く蜂須賀小六等野武士二千有余人の協力を得て春越方木曽の山々にて城材を伐り出し飛騨川を筏で流し松倉で製材九月十二日夜境川を船で運び直ちに昼は戦いと馬柵造り夜は城造りにかゝる十三日の朝一夜にして城が出現十四日斉藤勢二千人攻めきたるも二刻程の取合いに敵は崩れ退く翌年八月の稲葉山城攻めに瓢の馬印を掲げて大手柄を立て天下平定の道を歩み始める
平成五年三月
贈大垣東ライオンズクラブ三十周年記念

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