国重要文化財の本殿をもつ仙台城の守護神・仙台東照宮

仙台東照宮 観光

宮城県仙台市の仙台東照宮は、徳川家康をまつる神社で、承応3年に仙台藩2代藩主の伊達忠宗が創建しました。仙台城の艮(うしとら)の方角にあたり、仙台城下町の守護神となっています。本殿や随神門などの建物は国重要文化財です。

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仙台東照宮のアクセス方法と駐車場

住所 仙台市青葉区東照宮1-6-1
電話 022-234-3247

仙台東照宮に公共交通機関でアクセスするのであれば、JR仙山線「東照宮駅」で下車して少し歩くか、または仙台駅前からバスに乗って「東照宮1丁目」で下車します。
車の場合は東北自動車道「仙台宮城インターチェンジ」で下車して20分ほどです。
境内に無料駐車場100台分があり、正面参道の左側の道路から進入できます。

仙台東照宮の御朱印

仙台東照宮の御守・御朱印の受け付けは8時から17時までです。
御朱印は初穂料300円で、オリジナルデザインの御朱印帳が1800円です。
なお、 天皇陛下御即位及び改元を記念し、令和元年のみ白色の御朱印帳の頒布がありましたが、現在は終了しています。
したがって現在は紺色と桃色、葵の御紋が入った御朱印帳となります。

仙台東照宮の御由緒について

仙台東照宮の御由緒について、社頭の案内板には次のように記載されています。

東照宮 由緒

御祭神 徳川家康公
例祭 四月十七日

仙台藩二代藩主伊達忠宗公は、徳川幕府への尊崇・感謝の標として、慶安二年(一六四九)五月二十八日、三代将軍徳川家光公に東照大権現の仙台勧請を願い出て許しを受け、同年八月十七日普請始(着工式)を行った。
この地は玉手崎とよばれ、天正十九年(一五九一)十月、徳川家康公が葛西大崎一揆の視察を終へて江戸へ戻る途中、藩祖伊達政宗公と宿陣された所で、祭神緑りの場所として社地に選ばれたという。尚、この地にあった天神社は東隣に移され、寛文七年榴岡に移された(現在の榴岡天満宮)。
社殿が完成したのは、着工以来五年後の承応三年(一六五四)である。同年三月十六十七日に、造営落成御遷座の儀式が荘厳に行われた。造営に当った人足五十八万三千六百七十五人、大工十二万九千九百六十七人、材木二万四千七百三十本、総工費小判二万二千四百九十六両を要した。諸国に材を求め、一流の工匠が工事に携わる等、仙台藩総力をあげての大事業であり、伊達文化の粋を結集したものであった。
以後、伊達家の守護神として尊崇され、明暦元年(一六五五)より毎年九月十七日と定め、藩主在国の年には城下十八ヶ町に命じ、神輿渡御の先駆として山鉾を出さしめ、藩内最大の祭礼であった。この祭を仙台祭と称し、江戸時代末期まで盛大に行われた。
昭和十年八月六日早朝、失火により幣拝殿が焼失し、貴重な文化財が烏有に帰したが、昭和三十九年十一月十七日、氏子崇敬者の協力により原形に復興された。
本殿・唐門・透塀・随身門・石燈籠・石鳥居は国指定重要文化財に、手水舎は県指定有形文化財に、それぞれ指定されている。
昭和五十三年六月、唐門・透塀の大修理が竣工、昭和五十五年六月には本殿の修復工事が完了して、創建時の荘厳華麗な姿に復元された。

境内社 足尾大神 古峰神社
境内地 九千七百坪
鎮座地 仙台市東照宮一丁目六番地一号 東照宮社務所

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