栃木県足利市の足利織姫神社は、機織りと縁結びの女神を祀る神社で、足利市内や渡良瀬川、さらには関東平野をひろく一望できる機神山の中腹にあり、赤い社殿は足利市のランドマークとなっています。江戸時代に足利藩主の戸田忠利が現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ2神を合祀し、明治時代に現在地に遷宮されました。社殿は国の登録有形文化財です。全国的に話題な「恋人の聖地」、ご当地萌えキャラの「足利ひめたま」の聖地でもあります。
足利織姫神社のアクセス方法と駐車場
所在地 足利市西宮町 3889
連絡先 足利織物会館内 足利織姫神社奉賛会 電話0284-22-0313
足利織姫神社は、足利市役所近くの機神山中腹にあり、徒歩・車のどちらでも行きやすい場所です。
徒歩の場合は、JR両毛線の足利駅または東武伊勢崎線の足利市駅から20分ほどです。
駅から途中まで足利市生活路線バス(小俣線、松田線、名草線)を使う場合は、「通五丁目」バス停で下車して徒歩15分です。
マイカーまたはレンタカーの場合は、北関東自動車道の足利インターチェンジで降りて10分となっています。
無料駐車場が足利織姫神社の石段下にあり、ほかにも足利短大近くにある織姫公園への登山道から境内裏手に回り込んで、織姫公園の無料駐車場を使う方法もあります。後者の場合は石段をほとんど登らずに歩いて境内に行けます。
足利織姫神社のカラフルな7つの鳥居
足利織姫神社には7つの御神徳として、「よき人と縁結び」をはじめとした7つのご利益があるといわれています。平成30年にはそのご利益にちなんで、遷座80年事業の一環として、参道の女坂に七色のカラフルな鳥居が建てられました。
これに対して男坂は市街地から229段の石段を登るルートになっており、女坂のほうが傾斜がゆるやかです。
足利織姫神社にある人気のそば屋蕎遊庵(きょうゆうあん)
足利織姫神社の参道(男坂)の途中には「蕎遊庵(きょうゆうあん)」というそば屋があります。
営業時間は11時から14時まで、火曜日定休で、江戸前の手打ち蕎麦が人気ですが、平日でも満席になってしまうことが多く、売り切れの場合は営業時間内であっても閉店してしまうことがあります。
蕎麦だけが目当てであれば、境内裏の織姫公園の駐車場まで自動車で登って、境内から参道の石段を逆に下るほうが早く到着できます。
足利織姫神社の御朱印と織物調の御朱印帳
足利織姫神社の御朱印は、境内の社殿下左手にある社務所でいただくことができます。初穂料は300円です。
オリジナルの御朱印帳もありますが、もともと足利市は足利銘仙に代表される織物のまちですので、カラフルな織物調のデザインが魅力となっています。
社務所の営業時間は午前9時から午後4時までで、台風などの事情がある場合を除き、年中無休が原則です。