大阪府大阪市の難波八阪神社は、高さ12メートルの巨大な獅子頭のかたちをした「獅子殿」があることで有名な神社です。古くは「難波下の宮」と称し、難波一帯の産土神として信仰され、牛頭天王を祀る神社として隆盛していました。毎年1月第3日曜日に行われる綱引神事は、祭神の素戔鳴尊が八岐大蛇を退治した神話にもとづくもので、大阪市初の無形民俗文化財に指定されました。
難波八阪神社のアクセス方法
住所 大阪市浪速区元町2-9-19
電話番号 06-6641-1149
難波八阪神社のアクセス方法ですが、公共交通機関の場合は「なんば駅」より徒歩6分です。
マイカーやレンタカーの場合は、阪神高速1号環状線なんば出口から3分です。
難波八阪神社の御由緒
難波八阪神社の御由緒について、社頭の案内板には次のように記載されています。
難波八阪神社御由緒
御祭神は素盞嗚尊と奇稲田姫、八柱御子神
古くは難波下の宮と称し後三条天皇の延久の頃すでに難波牛頭天王社として勧請され、 厄除招福農耕舟運の守神と崇敬され時代の変遷とともに境内社十三社(祭神三十六柱)を数える古社で、文芸振興の成神殖産興業商売繁昌の護神として栄え近時は交通安全の神として広く信仰されてゐる。
昭和二十年春三月十三日夜半戦災にかゝり同二十三年暮仮社殿の復建を見次々境内施設の完遂があり諸祭神事も復興整備さる
昭和四十八年二月十七日旧反物町御旅所を合霊合祀す
同四十九年五月末新社殿の竣工成り境内地の大模様替完成す
祭礼日 一月十四・十五日 難波綱引神事
二月十七日 祈年祭
四月十四日 春祭
七月十三日 宵宮祭
七月十四日 夏本祭
十月十四日 例祭秋大祭
十一月二十三日 新嘗祭勤労感謝の祭
毎月一日、十四日 月次祭