新築時の地鎮祭に対応できる茨城県内の神社

鳥居 地域
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我が国では住宅を新築する際に、その敷地となる土地のけがれを祓うとともに、土地に宿る神様を鎮め、工事がつつがなく進捗できるようにするため、地鎮祭を執り行うのがふつうです。
こうした地鎮祭を執り行うにあたり、神職が現地まで出張対応してくれる茨城県内の神社をまとめました。

地鎮祭に出張対応してくれる茨城県内の神社

鹿島神宮

鹿島神宮鹿島神宮は茨城県鹿嶋市にあり、千葉県の香取神宮とともに古代から「神宮」号を名乗っていた数少ない由緒ある神社です。奈良時代に編纂された『常陸国風土記』のなかにもすでにこの神社が登場しています。武神といわれる武甕槌命をお祀りしており、常陸国一宮として崇敬されてきました。

所在地 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
ウェブサイト https://kashimajingu.jp/

常陸國總社宮

常陸國總社宮常陸國總社宮は、茨城県石岡市にある神社で、かつての常陸国内の諸神をあわせ祀っています。常陸国府が石岡に置かれていたことから、その長官である国司が国内の神々を巡拝するかわりとして、国府に近い場所に勧請されたものです。数々の山車が登場する「石岡のおまつり」は関東三大祭のひとつです。

所在地 茨城県石岡市総社二丁目8-1
ウェブサイト https://sosyagu.jp/

吉田神社

吉田神社吉田神社は茨城県の県庁所在地である水戸市にあり、日本武尊の東征伝説にゆかりの神社です。常陸国三宮としても古くから崇敬されてきました。境内の三角山は見晴らしがよく、市内を一望することができます。

所在地 茨城県水戸市宮内町3193-2
ウェブサイト https://yoshidajinja.jp/

笠間稲荷神社

笠間稲荷神社笠間稲荷神社は、茨城県笠間市にある神社で、五穀豊穣・商売繁盛の神様である宇迦之御魂神を祀っています。日本三大稲荷のひとつであり、江戸時代には笠間藩主であった牧野氏の崇敬が厚く、藩邸があった今の東京都内には東京別社も鎮座しています。

所在地 茨城県笠間市笠間1
ウェブサイト http://www.kasama.or.jp/

一言主神社

一言主神社一言主神社は茨城県常総市にあり、一言主大神として事代主神を祀っています。言行一致の神様といわれ、ひと言の願い事もおろそかにせず叶えてくれるといわれ、正月の初詣でも多くの参拝客が訪れます。平安時代の初期に奈良の葛城山から一言主大神を勧請したと伝えられています。

所在地 茨城県常総市大塚戸町875
ウェブサイト https://hitokoto.or.jp/

健田須賀神社

健田須賀神社健田須賀神社は茨城県結城市にあり、結城国造にゆかりの式内社である健田神社と、鎌倉時代に尾張津島から牛頭天王(建速須佐之男命)を勧請して成立した須賀神社が、明治時代に合祀されて現在に至ります。

所在地 茨城県結城市結城195
ウェブサイト http://www.takedasugajinja.com/

大洗磯前神社

大洗磯前神社大洗磯前神社は茨城県大洗町にあり、海中から人々を巣食うために大己貴命が出現したという伝説をもつ由緒ある神社です。神が降臨した太平洋の沖合は神磯と呼ばれ、海中に鳥居が建っています。正月の初日の出を迎える絶景スポットとしても有名です。

所在地 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
ウェブサイト https://www.oarai-isosakijinja.net/

取手総鎮守八坂神社

取手総鎮守八坂神社取手総鎮守八坂神社は、江戸時代のはじめに創建され、水戸街道の取手宿を擁する取手の総鎮守として崇敬された神社で、素戔嗚命を祀っています。例大祭で登場する神輿も江戸時代のもので、「関東三大神輿」のひとつです。

所在地 茨城県取手市東1丁目2−9
ウェブサイト https://toride-yasaka.or.jp/

地鎮祭にかかる費用はいくらか

建物を新築する際の地鎮祭には、出張に来てくれた神職に対していくらかの謝礼を支払うのが通例です。
具体的な金額がいくらになるのかは、あくまでも謝礼という意味合いから各神社でも明確にしていないことが多いものですが、一般に神職への謝礼は3万円程度からとされていて、「御初穂料」「玉串料」などの名目でのし袋に包んで渡します。

そのほか祭壇の設置などの準備は不動産会社や建設会社が取り仕切ってくれることがあるため、その費用を不動産会社や建設会社に支払ったり、お供物(神饌)を用意したり、参列者である工事関係者に謝礼を渡したりすることがありますので、これらをトータルした費用を見積もっておくとよいでしょう。

コメント

  1. […] 神仏習合だったころの大洗磯前神社は、海中から出現した薬師菩薩を祀ったといい、『日本文徳天皇実録』にその記録があります。現在の御祭神は大国主命と同じとされる大己貴命、そして少彦名命ですが、いずれも医薬や病気治療の神さまです。大国主命はまた縁結び・良縁祈願、国土や産業の発展でのご利益もあります。 […]

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